2022/01/21
白生地の危機


産地の窮状はかなり深刻なものがあります。廃業するメーカーが多くあり、今後仮に需要が回復してももう造れないという状況になるかも知れません。
かつて好景気の時代、確かに需要以上の生産をしてきたのかもしれません。嫁入り道具にこれこれの着物を揃えないといけませんと言われて揃えた着物が、今大量にリサイクル着物として流通しています。
翻って新しい着物は極端に生産数が減少し、白生地のみならずあらゆるアイテムが消えつつあります。
嘆かわしいことです。
しかし一部にはきものを愛好する若い世代も育ちつつあります。着物産業がこれからどうなるのか予断を許さない状況です。

「2月の会」では白生地を扱います。残念ながら廃業するメーカーの在庫処分品を廉価に頒布いたします。
誂え染+誂え仕立+胴裏すべて込みで99,000円(税込み)
白生地のみ36,000円(税込み)

また片身替わり染のオーダーも+11,000円でお受けいたします。
色を変えずに生地のみの片身変わりは追加料金がかかりません。

詳しくはメールにてお問い合わせください。

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