2024/12/31
令和7年1月より定休日を毎週日・月および祝日とさせていただきます。
2024/12/31
年末年始休業 12月29日~1月6日
2024/09/19
ワークショップのお知らせ 9/22ビーズで作る帯どめ・羽織紐
防水加工(撥水加工)は今や常識で、新しい着物を作るときは当然のように見積に入っています。
けれどもきもの真州では、場合によってはお勧めしないこともあります。
防水加工(撥水加工)は文字通り水を弾く加工であり、防汚加工ではありません。
液体がかかるような場合は弾いてくれますが、ファンデーションが襟に付いたり、袖口にたんぱく質がついたりといった汚れは防げません。どうしても染み抜きは必要になります。
また汗汚れは表面に付着したまま乾いています。汗は水でしか落とせません。ドライクリーニングをすると、黄変の原因になりますので厳禁です。
汗は染み抜き技能士が純水で落とすのですが、防水加工したものは弾いてしまうので汗取りができなくなります。
どういうシチュエーションで着るきものなのか、素材は何か、コートなのか襦袢なのか帯なのか、一つ一つ見ないと防水加工すべきかどうか決まらないのです。
他店でご購入の商品もお持ちいただければアドバイスいたします。