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茶道の勧め (2020.01.07)

戦国武将に愛好された茶道。
常に戦場で生死の危険に身をさらし、平時には権謀術数に神経をすり減らす。
究極のストレスに耐えなければならない戦国武将たちに愛好された茶道。
なぜ彼らは茶道を愛好したのか?

ここでいう茶道とは、村田珠光--武野紹鴎--千利休と続いた「侘茶」のことです。
千利休は茶道の神髄を「和敬清寂」という四語で表しました。茶の湯と言う遊芸の世界から精神性を重んじる茶道へ。

茶道は一言で言って総合芸術であり、日常生活を美意識で律する思想でもあります。
歴史、文学、生け花、禅の教え、建築や衣食住に至るまで。あらゆる知識と教養が試される。
またそれ以上に、人間性が露にされる舞台装置でもあります。

敵同士の大名たちが利休の造った狭い茶室に入るときには、刀を外して丸腰にならなければなりません。
その狭い空間でともに飲食し、同じ茶碗で茶を飲み、数時間ともに過ごします。
そこではいかに取り繕っても本心も人間性も丸裸になってしまいます。
それほど濃密なコミュニケーションの場であり、平和的な和合を目指す茶の思想を共有する場なのです。

勿論これを、政治利用する権力者のための舞台装置とみる人もおいでですが、それだけなら戦国時代の終わりとともに茶道も廃れてしまったでしょう。

そんな思想的な面だけでなく、実際的な効能としての茶道の良さもあります。
先ず抹茶にはミネラルが豊富で、健康に良い。
身体的修練を伴い、集中力を鍛えられる。実際点前の稽古に集中している時間はとても良いリフレッシュになります。
墨蹟や茶道具に興味をもち、美術館巡りや茶室探訪など、文化的な趣味が広がる。
長年修業を積んだ師に導いてもらえる。
新しい友達に出会う。

昨日、世界的な幼児化のことを書きました。
その対極の世界の一つが、茶道だと思います。

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